中期経営計画ハイライト

前中期経営計画「BE GLOBAL 2023」の振り返り

前中期経営計画「BE GLOBAL 2023(2019年6月期~2023年6月期)」においては、オペレーショナルKPIと財務KPIともに達成し、売上高1.8倍、営業利益2倍の成長を実現しました。ROE平均、配当金についても目標を達成しています。唯一、ビジネスモデルの転換を象徴する戦略KPIは未達に終わりました。

「BE GLOBAL 2028」の目標

2024年6月期から新たにスタートした中期経営計画「BE GLOBAL 2028」(以下 本計画)では、純利益の成長率がCAGR25%以上を基準とし、売上高2倍に対して純利益3倍の価値創造生産性の向上を伴う事業成長の実現を目指しています。

「BE GLOBAL 2028」 の目指す姿

当社のビジョンである「BE GLOBAL~世界に通用するソフトウエア会社になる~」を目指すべく本計画を策定しました。
ソフトウエアドリブン戦略によってもたらされる価値創造生産性の向上を起点とした人財価値創造、企業価値創造につながる価値創造スパイラルにより、戦略マテリアリティである「企業価値の向上に役立つソフトウエア会社になる」を実現します。

  • ソフトウエアドリブン戦略

このソフトウエアドリブン戦略により、価値創造スパイラルおよび戦略マテリアリティを実現していきます。
「ソフトウエア売上比率」、「ソフトウエア利益率」、「サービス利益率」を向上させるために、ソフトウエアごとに戦略を持ち、利益成長を実現していきます。

  • 主な自社ソフトウエア
  • ソフトウエアドリブン戦略を実現するための施策

マテリアリティ実現室を新設(2023年7月)し、グループの戦略投資を実行していきます。

  • キャピタルアロケーション

成長投資に総額200億円、配当による株主還元でのべ50億円の支出を想定しており、成長投資については、3年目(2024年6月期~2026年6月期)まではマイノリティ投資+R&Dを実施し、3年目以降(2027年6月期~)ではM&Aの実施を想定しています。

  • 人的価値創造の実現に向けて

自社の企業価値向上への意識を高めるため、株式報酬制度を導入します。社員全員が株主化となることにより、人財価値創造から企業価値創造のスパイラルを高めていきます(5年間で5億円程度の投資を想定)。