当社では2023年8月に新中期経営計画として、2028年6月期までの5ヶ年計画(5年後の達成目標)を発表しました。その2年目となる2025年6月期は、ソフトウエアビジネスの強化を中心として、アバントグループのマテリアリティ(「企業価値の向上に役立つソフトウエア会社になる」)を実現するための施策を引き続き推進してまいります。一方で、新中期経営計画期間の初期においては、グループ再編による効果を最大限に享受する段階ではなく、5か年の期間で徐々に効果が表れるものと見ております。また、グループ再編に伴う体制整備は完了しておりますが、マテリアリティ実現に必要となる成長投資はグループ事業会社を中心に今後も継続的かつ機動的に実施していく方針です。
為替変動や海外景気の下振れリスクといった外部要因は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性はあるものの、データを活用した経営やグループ・ガバナンスの強化を志向する企業の増加など、当社グループの事業へのニーズについては、むしろ今後も中長期的に高まって行くものと捉えております。
これらの結果として、翌連結会計年度は売上高28,800百万円及び営業利益4,900百万円の達成を予想しております。
配当については従来の方針に則り、純資産配当率について、全上場企業の平均を常に上回ることを意識しながら引き上げて行く一方で、安定配当(原則、1株当たりの配当金が前期の水準を下回らないこと)を心掛けてまいります。当期の配当については予想から変更せず、1株当たり19円にて、2024年9月25日に開催予定の当社株主総会に付議する予定であります。
なお、次期の配当については、上記方針自体の変更はなく、新中期経営計画期間内に達成目標として掲げている純資産配当率8%の達成を志向して1株あたり25円を予想としております。
(2024年8月2日開示)
- 売上高は対前年比17.9%増の28,800百万円と増収を見込む
- 営業利益および当期純利益については、増収効果により増益を見込む
当資料に掲載されている業績見通し、その他今後の予測・戦略などに関する情報は、当資料の作成時点において、当社が合理的に入手可能な情報に基づき、通常予測し得る範囲内で行った判断に基づくものです。しかしながら実際には、通常予測し得ないような特別事情の発生または通常予測し得ないような結果の発生などにより、資料記載の業績見通しとは異なる結果を生じ得るリスクを含んでおります。当社は、投資家の皆様にとって重要と考えられるような情報について、その積極的な開示に努めてまいりますが、当資料記載の業績見通しのみに全面的に依拠してご判断されることはくれぐれもお控えになられるようお願いいたします。なお、いかなる目的であれ、当資料を無断で複製または転送などを行われないようにお願いいたします。