創業時に描いたビジョンは、「どんなニッチな領域でもいい、時間はかかっても世界に知られるソフトウエア事業をつくろう。」というものでした。この創業から変わらない思いが「世界に通用するソフトウエア会社になる」というビジョン、BE GLOBALのオリジンです。

 

このビジョンに向け、今期より始まった「BE GLOBAL 2028」と呼ぶ5か年のアクションプランは、これまで経験を活かし、事業戦略とグループ戦略をシンクロさせ、世界に通用するソフトウエア会社になるアクションへの軌道に乗せるものとしました。

 

事業活動のベクトルである戦略マテリアリティは「企業価値の向上に役立つソフトウエア会社になる」です。上場企業に限らず、投資家から資金提供を受けている企業はたくさんあります。そういった企業価値の向上を重要課題と捉えている企業にソフトウエアで貢献する。しかも、グローバルに通用するパフォーマンスで。そんなベクトルです。

 

このベクトルの上で、ソフトウエアを使って私たち一人ひとりのお客様への貢献力や生産性を高め、向上した利益で報酬還元やR&Dなどを進め、これらのプロセスを通して私たち自身の企業価値も向上する。そういう価値創造スパイラルをつくりだします。

 

会社とはたくさんの人で企業価値の向上を通した社会貢献が出来る組織です。個人の能力や体力の限界でチャレンジを諦める必要がありません。おかげで創業から時間がたってもチャレンジを共に楽しめる人達と、切磋琢磨しながらビジョンに向かっていくことができています。事業成長とは、組織の成長物語です。

 

多様な人々が集まるアバントグループで、私もその一人として、組織への貢献を通して社会に役立ちたいと考えています。実業での進歩を目指す事業グループであるアバントグループの成長物語を是非愉しんでいただければ幸いです。


 

株式会社アバントグループ
代表取締役社長 グループ CEO
森川 徹治