
『現代の論語とそろばん』
アバントグループでは、2024年6月期(2023年7月~)から開始した中期経営計画「BE GLOBAL 2028」より、当社流の「企業価値経営」という考え方で事業活動を行っています。会社の社会における根源的な存在意義を問い続け、行動した結果を企業価値で計測するというものです。
サイモン・シネックの提唱するゴールデンサークル理論を使って当社の理念・戦略・ビジョンの図を眺めると、下図のようになります。すべての活動は、純粋な動機から始まるというものです。事業活動においては、社会貢献、利他の精神が欠かせません。一方で、その測定はゴードン・グロースモデルのようなファイナンスの尺度をもって行います。現代の論語とそろばんです。
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- ゴールデンサークル理論と企業価値経営
当社では、2028年6月期、2033年6月期の目標企業価値を設定しています。それは、「経営情報の大衆化」という、必要としている人なら誰でも使える経営情報を広めることで、企業経営の品質向上に役立とうという創業以来のミッションを、これからどれだけ実現するのか、できたのかを測定するために欠かせないからです。
今年度は、この経営モデル実践の3期目となります。企業価値目標を定めずに行っていた時代よりも格段にビジョン実現に対する問題の解像度が高まりました。過去2年間を通して明確になった問題に向き合い、お客様や社会への貢献価値を高めるための行動に、グループ全社一同取り組んでまいります。
MAKE TOMORROW.
2025年7月
株式会社アバントグループ
代表取締役社長 グループ CEO
森川 徹治