
アバントグループの創業来のミッションである「経営情報の大衆化」とは、事業に関わる多くの人たちが良質な情報技術に接する環境を作ることで会社が公器としての力を数値として計測できるようにし、ステークホルダーとの創造的対話を通じて企業価値を向上させる、そのプロセスに貢献することです。経営情報で行動変容を促し、企業価値向上を実現する。最近の言葉で言えば、経営のデジタルトランスフォーメーション(DX)です。
これまでも「経営情報の大衆化」というミッションで私たちが社会に貢献できる最大のインパクトとは何か、模索を続けてきましたが、2021 年にこれをマテリアリティ「企業価値の向上に役立つソフトウェア会社になる」として言語化しました。そして、このマテリアリティで目指すものを実現するためにはグループ再編が必要という結論に至りました。
2022 年 10 月 1 日に株式会社アバントグループは再出発します。創造的開示を推進するための「連結決算開示DX」を担う、新ディーバ。企業価値を可視化するための「経営情報DX」を担う、新アバント。データドリブン経営を加速するための「データ活用基盤のDX」を担う、新ジール。この再編を通じて、「経営のDXを通じて企業価値向上に貢献するグループ」を目指します。
2022 年にアバントグループは創業 25 周年を迎えましたが、私たちの企業理念である「100 年企業の創造」は、たゆまぬ変化への挑戦の先にあります。私たちの社会へのインパクトをバージョンアップし、社会の発展に欠かせない企業グループに発展すべく、今回、新たな一歩を踏み出します。引き続き皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社アバントグループ
代表取締役社長 グループ CEO
森川 徹治