アバントグループと社会

東京国立近代美術館

東京国立近代美術館は日本の近代美術を核とした13,000点を超える国内最大級のコレクションを誇る日本で最初の国立美術館で、明治から現代までの日本美術の歴史を通覧できる国内唯一の美術館です。ナショナルコレクションの鑑賞や様々なイベント、プログラムを通して、美術館を訪れた、あるいは美術に触れた国民一人ひとりの生活や人生が豊かになることを目指す東京国立近代美術館の趣旨に賛同し、アバントグループはゴールドパートナーとして東京国立近代美術館の活動を支援しています。

https://www.momat.go.jp/

富士登山競走

1948年から続く歴史の長い大会であり、高低差約3,000mは日本最大。トレイルランの頂点に立つ大会で、フルマラソンのサブスリー、100kmウルトラマラソンのサブ10と共に達成することを「グランドスラム」と呼び、限界にチャレンジする方も多い大会。アバントグループは、「100年企業の創造」に向け、社員全員が燃える会社になることを目指しており、参加するランナーも多いことから、公式スポンサーとして大会を支えています。

(写真提供:富士吉田市 )

https://fujimountainrace.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/

NIPPON ITチャリティ駅伝

IT業界が活力溢れる元気な業界として認知される一方で、その特殊な業態から、「社会的に立場の弱い未就労者」を生みだしてしまっているという事実があります。こうした未就労者を1人でも多く社会に復帰させることを目的に2010年「NIPPON IT チャリティ駅伝」が企画されました。この大会で得た収益は、「うつ病」「ひきこもり」の方々の就労支援をしているNPO団体FDA (Future Dream Achievement)に寄付されます。また東日本大震災・熊本地震・鳥取中部地震で被災された地域復興支援として役立てられます。アバントグループはゴールドスポンサーとしてこの活動を支援しています。

http://www.nit-run.com/

グループ人権方針

グループ理念「100年企業の創造」を実現する上で、社会・環境との関わりを従業員一人一人が意識し、行動することが重要です。ここでは、アバントグループのサステナビリティに関わる考え方や行動をまとめています。

ガバナンスに関する取り組みはこちら

アバントグループ人権方針

アバントグループは会社を社会の公器と⾒なす⽇本的経営観に⽴脚した企業活動を「100 年企業の創造」と表現し、創業以来のグループ企業理念としています。社会の公器として、株式会社アバント及びグループ会社の役員・社員の事業活動は全て⼈権に影響を及ぼすことを認識し、私たちひとり⼀⼈が国際⼈権章典や国際労働機関の労働における原則及び権利に関する宣⾔」等の⼈権に関する国際原則・規約を⽀持し、尊重します。また、⼈権・労働・環境・腐敗防⽌についての普遍的原則をまとめた国連グローバル・コンパクトに署名し、その10 原則を⽀持・尊重します。

⼈権尊重の基本⽅針

全ての⼈間は⽣まれながらにして⾃由であり、かつ、尊厳と権利について平等です。私たちは直接的にも間接的にも⼈権の侵害に加担してはなりません。⼈種、⽪膚の⾊、性別、性的志向、⾔語、宗教、信条、政治上その他の意⾒、国⺠的もしくは社会的出⾝、財産、⾨地その他の地位またはこれに類するいかなる事由による差別を禁じます。強制労働、児童労働を禁⽌し、結社の⾃由や団体交渉権といった労働の権利を尊重します。全ての者が公正かつ良好な労働条件を享受する権利を有することを認め、安全かつ健康的な労働条件を確保し、労働に対して公平かつ公正な報酬を保障します。

⼈権尊重の実現に向けた取り組み

⼈権を尊重し持続可能な社会を実現するため、グループ内で研修等を通じて⼈権啓発に取組みます。アバントグループの事業活動にかかわる全てのステークホルダーとの協議や会話を通じて、⼈権に関する問題やその影響について理解し、対応を協議します。アバントグループの⼈権尊重に関する取組やその進捗状況はステークホルダーに対して開⽰していきます。

 

本⽅針は株式会社アバント取締役会において2020年7⽉22⽇に承認されました。

 

2020年7⽉22⽇

株式会社アバント

代表取締役社⻑ グループCEO

森川 徹治

人財戦略

アバントの人材戦略

「100年企業の創造」は⽇々の全グループメンバーの⾏動そのものです。メンバーの⾏動は個⼈の⾃律と⾃由に拠って⽴つものですが、組織としての軸も必要です。持続的な社会への貢献価値創造活動としての100年企業の創造に向けたグループメンバー共通の⾏動指針を「OPEN、VALUE、 STRETCH」の三つに集約して共通のVALUEとしています。

 

OPEN

開かれた精神を基礎となす。環境は常に変化します。また、社会は⼈とのつながりで成り⽴っています。それゆえ、変化を前向きにとらえ、会社と利害関係を有するすべてのステークホルダーと率直かつ誠実な関係を⼤切にする組織⾵⼟を⼤切にします。

 

VALUE

価値創造への情熱を育てる。情熱は⾏動のエネルギーです。そのエネルギーを⾼めるために、個⼈の健康を第⼀とし、かつ多様性を活かして社会に役⽴つ価値創造に取り組み、最善のお客様満⾜を追求する姿勢を⼤切にします。

 

STRETCH

最善への挑戦を続ける。健全な挑戦は豊かな⼈⽣を創造します。事業活動においても同様です。お客様に対する創造的かつ⻑期的な貢献を健全な挑戦の⼀つとして、変化を楽しみ成⻑を追求することが、私たち⼀⼈ひとりにとっての活⼒を促すという考え⽅です。

アバントグループが重要視するKPI:GPTW※スコア70

共通認識としてまとめた考え⽅の根底にあるのは、組織は誠意と熱意を持った⼈が⾃由闊達に活躍できる組織が理想であるという想いです。⽬的に向かって積み重ねた努⼒が適正に評価され、それが働き甲斐となって更なる⾼みを⽬指す、そうした正のスパイラルをグループ内で実現するため、グループ各社はGPTWスコア70%を重要KPIとして設定しており、マネジメントはその進捗に責任を負う体制を整備しています。

 

※GPTW:GPTW:Great Place to Work®の略。「働きがい」に関するアンケートを通じた調査により「働きがい」を数値化(スコア化)し、そこから分析を行う専門機関。様々な会社でそのスコアを利用して課題を抽出し、解決・改善を行うことで、働きがい向上に貢献している。

働きがいのイメージ
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働きがいのイメージ
グループ各社の「働きがい」スコア
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グループ各社の「働きがい」スコア

国連グローバル・コンパクト

国連グローバル・コンパクト

アバントグループは2020年8月25日、グループの理念体系と親和性の高い国連グローバル・コンパクトに署名し、参加企業として登録されました。また、日本におけるローカルネットワークである「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン」に加入いたしました。

 

国連グローバル・コンパクトの定める4分野(人権、労働、環境、腐敗防止)10原則は、いずれも世界的に採択・合意された普遍的な価値として国際社会で認められているものです。国連グローバル・コンパクトは、企業が影響の及ぶ範囲内で「人権」、「労働」、「環境」、「腐敗防止」の分野における一連の本質的な価値観を容認し、支持し、実行に移すことを求めています。

 

アバントグループではこの主旨をグループ内で周知するとともに、社会における様々な活動を支援していきます。

国連グローバル・コンパクト4分野10原則

人権

原則1: 人権擁護の支持と尊重

原則2: 人権侵害への非加担

労働

原則3: 結社の自由と団体交渉権の承認

原則4: 強制労働の排除

原則5: 児童労働の実効的な廃止

原則6: 雇用と職業の差別撤廃

環境

原則7: 環境問題の予防的アプローチ

原則8: 環境に対する責任のイニシアティブ

原則9: 環境にやさしい技術の開発と普及

腐敗防止

原則10: 強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取組み